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小池百合子東京知事に目で斬られてきた

そのオープニングセレモニーに小池百合子東京都知事、高野之夫豊島区長もコスプレで現れると聞いて早速取材に行ってみた。

アジアレベルでは勝って当然

戦術でもそう。韓国はDF陣からFW陣までボールを奪ったあとのビジョンが統一されていた。日本は緻密な組み立てでパターンを増やし、隙をついてゴールを奪うサッカーに加え、タテへの速い攻撃を取り入れる試みをしている。それが極端に偏り、かえって単純化してしまった。  しかし、いつから『"なでしこ"はアジアレベルでは勝って当然』となったのか。いや、正しくもある。それだけの力をつけたことは事実だ。だがそれは、当然のことながら「持てる力をすべて注いだ場合」という条件がつく。日本はアジアカップでまだ一度も頂点に立っていない。ドイツワールドカップ優勝直後のロンドンオリンピック予選では、ワールドカップの余韻の中で1位通過を果たしたものの、それは過去のこと。新たなチーム作りを始めている今、もしそんな気持ちが選手たちの中にあったとしたならば、それは奢りとしかいいようがない。  韓国の選手たちは国際経験にも乏しくこれからのチームだ。だからこそ、全力で日本に立ち向かってきたのではないのか。わずか2年前までの日本がそうだったように。かつての日本のようにプレスをかけ、一瞬のチャンスにかける。少なくとも韓国は自分たちのできるサッカーを正面からぶつけてきた。  なでしこたちは追われる立場に、今もなお慣れていない。チャレンジャーにもなり切れず、女王としてのメンタリティも未熟。すべてが中途半端なまま、「こんなところで負けるわけにはいかない」というプライドがカラ回りしているようにしか映らなかった。